平安京エイリアンの『うち弁慶な勧進帳』

チョロインの思う壺

2014/01/13 23:00 投稿

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   今手元にあるもの・・・

   あのポップな装丁の小説
   「化物語(上)」と「偽物語(下)」
   そして「囮物語」の3冊。

   その傍らには一見何の変哲もないスマートフォン
   ただその中には
   スマホ版ファイナルファンタジーシリーズの面々が
   仲良く並んで、起動されるその日を待っています。


   いきなりですが自分はツンデレでもドジっ娘でもメンヘラでも
   それらを総合した萌えキャラなんてことは
   大前提でありえない話ではありますが・・・

   しかし、こといわゆるチョロイン属性ってものは
   ある意味というか広義でくくれば、
   かなりのポテンシャルで備え携えているかもしれません。

   ここで最近ちょくちょく自分が目にし耳にし
   少しばかり気になってるというか気にいってる
   「チョロイン」という言葉を
   ざっくりと補足説明しておくと
   
   ライトなノベルなどに登場する
   ぱっと見というか第一印象的
   高嶺の花であったりおおよそ恋愛対象にならないような女の子が
   意外にあっさりと主人公にデレてしまう、そんなご都合主義なキャラクター。

   それを踏まえてワタクシ的改変解釈させて頂くと
   「それまであんまり興味を示していなかったくせに
   ひょんな事でハマりまくり溺れていく」
   そんなイメージ。

   で、今回はあの「化物語」チョロくハマり思う壺に溺れてしまいました。
   実際は一挙放送を視聴する前は、正直そんなに興味があるアニメなんかじゃなかった。
   「確か以前に地上波で放送していたのを録画保存していて
   ずっと見られていなかったから、いい機会なので見てみようか・・・。」

   そんな感じのライトカジュアルな気持ちで
   視聴に臨んだはずだったんです。
 
   かつての自分は基本、地上波の新作アニメジャケ買いじゃないけど
   タイトルの雰囲気でとりあえずハードディスク録画しておいて
   二、三話見て面白そうだったらDVDに焼いて永久保存版
   そんな流れでした。

   で、「化物語」も自分の好きそうなオカルト・怪奇系と踏んで録画。
   その後、とりあえずはディスク保存の流れに乗ったのでしょう。

   ただじっくりと思い返してみれば第一話というか第一章の「ひたぎクラブ」
   これはカニを意味するところのタイトルなのですが
   『クラブ』っていうのを学校の部活サークル活動かなんかと勘違いしていて
   オカルト研究会的なドタバタ系のアニメのイメージを持っていました。

   更に悪いことには、たまたま録画中ではあったものの
   リアルタイムで放送中の回を偶然見た時があったんですが
   それがあの「まよいマイマイ」の章。
   そう、あのオープニング曲に、あのキャラクター、あのノリ・・・

   今でこそパソコンインターネット
   いくらでもあらすじから詳細まで
   あらゆる情報を網羅入手することができるけど
   当時はパソコンもなくホント情報難民そのものでしたからね。

   そうそうだから今回の一挙放送の
   「なでこスネイク」で流れたオープニング曲
   あの有名な「恋愛サーキュレーション」のオリジナルが
   ココからだなんて思ってもいなかったので驚いた。

   特徴的な楽曲なんで記憶にも残り
   ニコ動のとりわけMMD界隈でけっこう見聞きしてたんで
   ずっと「ボカロ曲」起源なんだと思い込んでいて
   無知ってのは怖いもんだと実感しました。

   その様な感じでマイナスからのスタートとまでは言わないまでも
   それほどの待望ってわけでもなく
   なんとなくな感じで一挙放送に臨んだ次第でした。

   ところがところが蓋を開けたならば
   これが面白いこと面白いこと。
   西尾維新のテンポ新房作品のコンボ
   間違いなく万人受けはしないであろうこの独特な、いやさ、独尊な孤高感

   メジャーテレビ局や大手広告代理店と組んで
   もはや「作品」じゃなく「商品」を生産している
   どっかのお優しいお利口さんアニメと違って
   このとんがった突きっぱなし感がたまらないですね。

   そんなこんなで至福タンノーな一挙放送を見終わったあとには
   下の方でニヤニヤと手ぐすねを引いて待つあの市場へと
   当然のように引き寄せられて行くのは致し方がないこと。

   そこでその誘惑の園であれもこれもと
   即ポチで購入って感じで散財できればいいのですが
   いかんせんそこまでふくよかな裕福でもなければ
   ギラついた廃人でもない自分。

   ここは検討する冷静さを保ちつつ
   吟味の時間を楽しむことに。
   
   そしてそのメニューを広げたならば
   予想以上の豊富な品ぞろえ
   「どんだけ物語るねん!!」ってぐらいの
   「物語シリーズ」の数々。

   アニメ作品の方も今は少し微妙な時期で
   DVDブルーレイの2種類の円盤が飛びかってるんですよね・・・。
   DVD版は中古市場じゃかなりの値下がりでお求めやすくなってるんだけど
   やっぱクオリティ的にも今後的にもブルーレイ版の方が・・・。う~ん・・・。

   結局結論は出ず保留のままその熱は一旦冷めたんですが
   年も明けたまたま寄ったブックオフ
   普段というか今までほとんど足を運ばなかった
   小説系の本棚へとフラフラと・・・

   自分は「マンガの本」に対して小説とかを「字の本」などという
   この上なく頭の悪い呼び方をしているのですが
   明らかに漫画系の本棚地帯に比べて人口密度が低く
   かつ年齢層の高いその場で例のあの「字の本」の探索を始めました。

   なれない現場でいささか苦労はしましたが
   さすがは今をときめく「西尾維新」大先生様。
   「に」のコーナー棚よりも先にその名前とその場所を発見出来ました。

   で、発掘できたのが最初の3冊。
   状態はそれなりの使用感はあれど目立った痛みもなく
   1冊500円ナリの思わず買ってしまう価格

   当然「化物語」の下巻とか「偽物語」の上巻とかがあったなら
   多少無理してでも買ったんだけど
   ここらへんはイジワルな物欲センサーが働いたのか
   ものの見事に在庫切れ
   
   他シリーズも何冊かあったんだけど
   中古品で1000円前後は出すくらいならば
   自分は新品を買った方がいいと思うタチなんで
   そこはスルーしてじっくりと値下がりを待つことに。

   作者いわく「どの物語から読み始めても構わない」とのことですが
   やっぱり上から下へと流れ進んでいかないと
   スッキリしないというかモヤモヤするっていうか、ね。
   
   こっちの「読み」物語がはじまるのは果たしていつになることやら・・・


   さてその逆に、一瞬にして各シリーズが綺麗に揃い
   しかも驚くほどの安価で購入できたのが
   こちらもまた年末年始で一挙放送をしていた
   ファイナルファンタジーシリーズの懐かしのレトロナンバーズ

   スクウェア・エニックスは最近モバイル系にやたらとを入れているのか
   ドラクエシリーズを続々と移植していたかとおもいきや
   共に看板シリーズであるファイナルファンタジーもここにきて
   スマホ版のでの連続移植

   その宣伝も兼ねてかニコニコで年末年始に分けて合計100時間超
   からリメイク版ゲーム実況ぶっ通し放送ってのをやっていました。
   今回はお馴染み中お馴染みとも言えそうな精鋭のゲーム実況者さん達を集め
   長い人じゃ10時間ぐらい出ずっぱりでまったりと実況プレイされてましたね。

   だいたいこの手のRPGってのは圧倒的に生放送では不向き。
   いわゆる実況動画の方はカット編集を最大限に駆使して
   視聴者にやさしい動画に仕立てあげられてますが
   生放送では当然のことながらノーカットノー編集

   ゆえにゲームプレイがグダるのはしかたがないこと。
   そこを実況者さんたちのトークスキルで補完していく構成。
   ただゲーム自体みんなが子供の頃に必死になってやってたゲームのリメイク。
   それぞれがそれぞれの思い積もる話を語ってて番組自体は楽しかった

   その上特別ゲストとしてスクウェア・エニックスの時田貴司さんを始め
   今に昔にファイナルファンタジーシリーズの伝説を築くクリエイターさん達が続々訪れ
   当時の裏話都市伝説あれこれをけっこうあけっぴろげに話されて
   20年前のゲームキッズ達からしたらとても興味深い時間でした。

   で、そんな雰囲気も手伝ってかやたらとこのゲームがやりたくなってくるんですよね。
   このへんの古いナンバリング作品は、当然ファミコンでプレイ済みだし
   さらにPSDSでのリメイクもクリア済み。
   それでもまたやりたくなってくるんですよ。

   ストーリーは変わらずともキャラ絵
   無論スマホなんで操作感違ってる部分もあって
   プレイ中の実況者さんたちの感想にもよくあったけど
   「懐かしいけどあたらしい」感じがするんですよ。

   そしてすでにキャンペーン期間は終わってしまいましたが
   こんなハイクオリティのゲームが軒並み小銭で買えてしまうおかしな時代。
   400円とか800円とかおよそゲームを買うときの金額じゃないですよね。w

   「そりゃ買ってしまいますよ・・・ぜんぶ・・・」

   いやキャンペーンが終わって通常価格に戻った今でも
   1万円を超えるようなゲームを普通に買っていた世代からしたら
   常に出血大サービス状態ですよ。
   
   かつてファイナルファンタジーⅥSFC版を買ったお金で
   スマホ版のファイナルファンタジーシリーズ関連が全部買えるのでは?
   あの時代がバブルインフレだったのか
   今の時代が不況デフレな状況なのか・・・。


   ただ、あのアニメにしろこのゲームにしろ
   今回のような一挙放送的なイベント事がなかったなら
   おそらく興味を持たずにすれ違うだけで終わっていたかもしれません。
  
   CMどころかテレビすら見なくなってる人が増加してる現状では
   もう不特定多数向け大雑把な宣伝とかは無意味になって来つつある。
   そんな旧態依然な宣伝なんかじゃもはや見向きもしてもらえない。
   それなのにテレビは今日もしがらみこだわりがんじがらめ
   
   多分に自分のようなチョロインの思う壺みたいなカモ
   世の中のあちこちで実はお腹をすかして待っているんだから
   もう少し上手なプロモーションができれば
   テレビの復権もないことはナイとは思うんですけどね・・・。
   






  ~Who in?~  ーーー儀之捌拾参ーーー


 早朝バズーカ/そうちょうばずーか

 伝説のお笑い番組「天才・たけしの元気が出るテレビ!!」で人気を博した「早朝シリーズ」の代表格とも言えるドッキリ企画。就寝中のタレントや有名人の近くでバズーカ砲を発射し、大爆音で目を覚まさせるというハチャメチャなドッキリ。テレビが視聴者が日本中がまさに元気で健全であった頃のお笑い火力抜群でありながら殺傷能力は皆無の武器。


    
   今日の断末魔


   「ちなみにファイナルファンタジーは
             "エフエフ"と略した世代と地域です。」



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