※注意 この記事にはドラゴンクエスト11のネタバレ要素が多数含まれます。
ドラクエ11が発売してから約二か月がたちまして、皆さんそろそろクリアした方も増えてきたのではないでしょうか。先日「ネタバレイトショー」なる公式ネタバレトークイベントが開催されたようですね。
↓ファミ通さんの『ドラゴンクエストXIネタバレイトショー 』 リポート記事
この記事によると「パラレルワールドではなく、ひとつの歴史になっていく」という結論が堀井さんによって導かれていますが、同時に「自分なりにいろいろ思ってくれれば」とユーザーそれぞれの解釈を否定しないという話です。
はい!というわけで僕の考察妄想を垂れ流す記事になります!よろしくお願いします!!
まず僕は色々な方の考察を見つつ、自分でも考察しつつ、パラレルワールド説を推しています。
ドラクエ11には大きく3つの歴史が存在します。ざっくり言うと
①最初の世界線(ベロニカ死亡)
②主人公時間跳躍後の世界線(ベロニカ生存)
③セニカ時間跳躍後の世界線(ローシュ生存)
の3つです。
②の世界線は裏ボスを倒した後にドラクエⅠに、③の世界線はエンディング後にドラクエⅢに繋がっている事がムービー中に示唆されているように見えます。残る①の世界線についてですが、これは天空シリーズに繋がっているのではと考えています。打ち直した勇者の剣の剣先が天空の剣の形状をしていたので、壊れたり打ち直したりする度に次第に形を変えて最終的に天空の剣となったのでしょう。
ひとつずつ年表のようなものを作って視覚的に分かりやすくしていきます。
まず最初に冒険する①の世界線。
本編が始まる前に先祖の勇者一行がニズゼルファ討伐に失敗し、なんとか封印はしたものの勇者ローシュが死亡します。この時点でセニカはローシュとの子供を身ごもっており、その血を継いだローシュの子孫がⅪの主人公だと考えます。そして本編ではウルノーガによって世界が崩壊し、ベロニカが死亡します。この世界線ではウルノーガが封印ごとニズゼルファを破壊するので、ウルノーガを倒せば平和が訪れます。
エンディング後、主人公が過去へと時間跳躍することでパラレルワールド②へと移動します。
エンディング後、主人公が過去へと時間跳躍することでパラレルワールド②へと移動します。
この世界線ではベロニカを救出し、ついでにウルノーガをぶっ倒します。しかしそのせいでニズゼルファが封印から解かれて復活。そこまで倒して初めて平和が訪れ、晴れて真ENDとなります。そしてこの世界線の主人公は後に再び勇者の剣を手にして「ドラクエⅠ」の物語に繋がります。
そして最後にセニカが過去へと時間跳躍することでパラレルワールド③が発生します。
そして最後にセニカが過去へと時間跳躍することでパラレルワールド③が発生します。
本来このタイムリープは過去の自分を上書きするものなので自分が生きている時代(せいぜい数十年が限度)までしか跳躍できませんが、セニカは塔の番人と化していた期間が長いため数百年もの跳躍が可能になっています。そして飛んだ先で生前のローシュとの再会を果たし、ムービー内でドラクエⅢの冒頭へと繋がります。ローシュとセニカの息子がⅢの主人公だと考えるとローシュ=オルテガです。オルテガはポカパマズという別名で呼ばれていた事もあり、他の名前で呼ばれる事に抵抗がない人間なのでしょう。
しかし、いわゆるロト三部作と呼ばれるⅠ、Ⅱ、Ⅲは話が繋がっているはずで、このままではパラレルワールド化してしまいます。
そこで「ギアガの大穴」による世界線移動説を推します。
③の世界線でバラモスを倒したⅢ勇者はギアガの大穴を通って②の世界線へ移動。そこでゾーマの討伐を果たし、そして伝説へとなります。ここでポイントなのは時系列でいくとⅢ→Ⅺ→Ⅰとなる事。①の世界線においてセニカがローシュとの子を残していて、その子孫がⅪ主人公であるならばロト三部作の時系列や血縁関係も説明できるはずです。ゾーマが砕いたとされる剣については、おそらく③の世界線からローシュ(オルテガ)が持ち込んだ勇者の剣でしょう。故に②の世界線に元々あった勇者の剣は無事です。
ただし、このままではこの年表は完成しません。
②と③の世界を支配したゾーマをⅢ勇者が倒し一時の平和を取り戻しているわけですが、
おそらく①の世界にもゾーマが誕生しています。
しかしドラクエ11本編が始まる頃にはそのような気配は一切ありません、なぜならすでに討伐されているからです。
ローシュが生前に残したセニカとの子供が人知れずゾーマと戦い、討伐しているからです…!
ギアガの大穴を使って②と③の世界を行き来できたⅢ勇者は③の世界から光の玉を持ち込む事ができましたが、①の世界で戦った彼はおそらく闇の衣を剥ぎ取る術がありません。さぞかし苦戦を強いられた事でしょう。父の影を追うことも光の玉を使う事も許されず孤独に戦った彼は、伝説として語り継がれることもなく歴史の狭間に埋もれてしまいますが、紛れもない真の勇者です。
ギアガの大穴を使って②と③の世界を行き来できたⅢ勇者は③の世界から光の玉を持ち込む事ができましたが、①の世界で戦った彼はおそらく闇の衣を剥ぎ取る術がありません。さぞかし苦戦を強いられた事でしょう。父の影を追うことも光の玉を使う事も許されず孤独に戦った彼は、伝説として語り継がれることもなく歴史の狭間に埋もれてしまいますが、紛れもない真の勇者です。
なんてところまで妄想したので誰かこの設定で同人誌とか作ってください買います。
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