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読者からのご指摘について

2019/11/08 14:00 投稿

コメント:2

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前回のブロマガ記事(「王様は裸だ!」〜門脇実優菜が謹製イベントに投下した覚醒のテーゼ〜)を読まれた方から、「遠回しに陰謀論を支持している」というご指摘をいただきました。
「そう読めてしまうのか?」と思って何度も読み返してみたのですが、すみませんが、そうは思えませんでした。そもそも僕の中で『歌唱力No. 1決定戦』に何かしらの陰謀があったとは思ってもいないですし、テレビ視聴で見る限り、矢作萌夏の優勝に疑問など一切持っていません。むしろぶっち切りだったとすら思っています。

・・・という感じで、本稿を書き上げてアップしようとした矢先に、『プロデュース48』の票操作疑惑について、「上位20人の順位はあらかじめ決まっていた」との供述があったという新たな報道が出ました。それによって本稿の後半部分を書き換えましたことを、お断りしておきます。

・・・本題に戻ります。
前述の読者の方は、「上から目線だ」とも指摘されています。ぼくはそれを「外から目線」に訂正をお願いしたいと思います。何度も言うように、ぼくは矢作優勝自体に不自然さや恣意を感じてはいませんし、世間の陰謀論は、アンチの多い矢作が優勝したことによる「予測されうる反作用」くらいにしか思っていません。なので、そもそも陰謀論の蚊帳の外。外から目線、というわけです。

ところが、です。
そんな指摘と符節を合わせて、例のプデュの票操作問題に進展がありました。警察の調べに対して、プロデューサーが操作を認めたとの報道。それが事実であれば、コトはややこしくなります。(注=この辺も、今日の報道の前に書いています)
当然、プデュの放映中にも陰謀論はあったと思いますが、当時それを言えば「出た、陰謀論」と失笑を買っていたことでしょう。でも本日現在となっては、陰謀論の方が正しかったということになってしまいます。
いやはや・・・ということで、陰謀(論)に関して、以下の4パターンに整理してみました。

①陰謀論も出ないし、陰謀でもない
②陰謀論は出ないが、実は陰謀
③陰謀論が出てるが、陰謀ではない
④陰謀論が出てるが、事実も陰謀

この4つの中で平和であると言えるのは①だけですね。おそらく陰謀論も陰謀も無いであろう『NHKのど自慢』や『パネルクイズ アタック25』ようなものでしょうか(笑)。

②が平和かどうかは対象によります。芸能で言えば、プロフィールやキャライメージをプロダクションやメディアが演出していた80年代アイドルなんかがそうでしょう。知らなければ幸せ、という世界。しかし、政治や経済活動ともなると、そうも言ってられないケースが出て来ます。

③はデマや風評などを生むパターンですね。事実が正確に伝わっていないとか、知りたい情報が少ない場合に起こりやすい。今回の歌唱力イベントのように、審査員のコメントに偏りが感じられたり(ぼくはむしろ偏ってないと詰まらないとすら思うのですが)、さらにそこに自分が望むのと異なる結果となった場合の鬱憤晴らしとしての陰謀論も出やすいと思います。そして、ここが重要なところなのですが、『歌唱力No. 1決定戦』に関しては、大きな実害でも出ない限り、いい意味で「所詮、エンターテイメント」であり、感想戦での陰謀論は「楽しみ方のひとつ」とやり過ごすことも出来るだろうと、僕は思うわけです。そこが、ご指摘をくださった読者の方とのズレではないでしょうか。

そこに来て④が出て来てしまったわけです。
票操作の詳細は分かりませんが、少なくとも警察沙汰になるほどのことのようですし、それだけでなく、ランクインした人、しなかった人、投票した人、単に番組を楽しんでいた人…多くの人たちに影響が出ていることでしょう。例え法的に放免されたとしても、「違法でなければ何をしてもいいのか?」という議論がむしろ高まると予想されます。

以上の4パターン…特に②以降の3パターンについては、対象の社会性、影響力などによって議論はさまざまでしょうから、いまここで端的に処方箋を示すことは出来ません。

(以下、初稿から書き換えました)

ここで話を『歌唱力№1決定戦』に戻しましょう。
プデュの件があったからといって、あの番組も茶番、ヤラセであったと言うつもりは、もちろんですが微塵もありません。「かわいげのある陰謀論」とすら思います(笑)。他のメンバーが優勝していたら、そのときはそのときで、別の陣営から陰謀論が出ていたことでしょうし。ぼくとしては、プロ野球観戦者が「審判の判定がおかしい」と熱弁するのと同じような認識です。

そんなことよりも、48ファンにはもっと重大な課題が提示されてしまいました。
今回の票操作問題に巻き込まれた全ての人たちを救うことは出来ませんが、少なくとも48グループとしての同胞である宮脇咲良矢吹奈子本田仁美に関しては、推しメン・推しグループを超えたフォーローや応援を望みます。今後の「48ジャーナルNEX」においても、常に注視していこうと思います。

(了)

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コメント

プロデュース48に関しては初めから演出されたドキュメンタリーを観ている様でしたので、今更驚きは無いですね。今後IZONEが実質活動中止となった場合、3名が速やかに元の場所に復帰出来るように望みます。
歌唱力No.1は自分は順位を特に気にせずに楽しんで観ていました。もし順位を厳しく確認するならば、参加メンバーに対する配点を採点者別にオープンにするべきですね。メンバー本人には採点結果を教えた方が良いと思いました。

No.1 40ヶ月前
userPhoto NEX ZERO
(著者)

>>1
恣意的な編集を始めとする扇情的な過剰演出は、正直言って怪しかったです。でも、あれだけ活動して来てこの展開は、あまりにも、です。メンバーたちは身を削って活動してるわけですからね。それ自体を帳消しにするようなことは、あってはならないでしょう。法の裁きと人の裁きは分けて考えて欲しいと思います。

No.2 40ヶ月前
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