「クリスマスイルミネーションのエフェクトのせいで、
処理落ちが激しいです。2フレームくらいしかでていません。」
「街中のカップル爆破依頼クエストが多すぎます。
バランス調整を要望します。」
「彼女ができるフラグの回収イベント発生条件が厳しすぎます。
もう少し緩和しないと、ユーザーがついていけません。」
…ふん。
最近はこの手のバグ報告ばかりで頭痛が痛い…。
バグを直すという行為は、
ただ単に修正するだけでは解決できないことがある。
上記の報告がいい例だ。
クリスマスイルミネーションを少なくしたりすると、
クリスマスという期間限定イベントの盛り上がりを
損なうことになる。
街中のカップル爆破依頼クエストの
最大依頼数を100までとかにしてしまうと、
本当に爆破依頼したい人が依頼できなくなってしまう。
彼女になるフラグの回収条件を緩和してしまうと、
きっとおそらくめいびー、世界人口が増え続け、
結果、世界は滅亡することになる。
私は、これらのバグ報告をあえて「修正」せず、
「仕様」にすることにした。
もとを辿ってみると、
『性夜をカップルで過ごすことが最高のクリスマス』
という概念(仕様)がいけないのだ。
そう、つまり、
『ぼっちで過ごすクリスマスこそが至高のクリスマス』
という世界に変えてしまえばいいのだ。
以下にいくつかの
リアルぼっちクリスマス案
を提示しているが、
どれも私が体を張って行った検証結果だ。
各側面からみても費用対効果が高く、且つ実用的なので、
2014年クリスマスを
ぼっち で過ごす予定だという、
ラッキーな画面の前の貴方には、是非実践してもらいたい。
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<ネトゲで信頼できる仲間と楽しむ>
【難易度】 ★★☆☆☆
【費用】 ★★☆☆☆
【ダメージ】★☆☆☆☆
【総評】 ★★★★☆
仲間と楽しむ という時点で ぼっち じゃないじゃないか!
と思うかもしれないが、この場合、現実で ぼっち
という観点で見てほしい。
昨今、ネトゲにも多種多様なジャンルが存在しているが、
今回の場合はMMORPGか、もしくはMinecraftがいいだろう。
多少のコミュニケーション力は必要だが、
その壁さえ超えてしまえば、実に充実した時間が過ごせる。
パーティでレベリングをしながら駄弁るのもまた至高、
延々とみんなで直下掘りを楽しむのもまた至高。
対象のネトゲにクリスマス限定アイテムなどが
実装されていれば、課金して場を盛り上げてみよう。
<正拳突き>
【難易度】 ★★☆☆☆
【費用】 ★☆☆☆☆
【ダメージ】★☆☆☆☆
【総評】 ★★★☆☆
最近は毎年各地で恒例行事となっている。
目的が同じ仲間と共に過ごす性の6時間…。
正拳突きの会場に向かう前に、
是非ハンターハンター25巻のネテロ会長の
感謝の正拳突きのページを熟読してから向かってほしい。
1万回突いた後の貴方の拳は、
6時間前の拳よりも美しく見えるだろう。
<有馬記念に備える>
【難易度】 ★★★☆☆
【費用】 ★★★★★
【ダメージ】?????
【総評】 ★★★★☆
世の中、お金で解決できることがたくさんある。
あえてクリスマスには注視せず、
その間、レースの情報収集を行おう。
年末締めくくりのレースに、冬のボーナスを全て注ぎ込んで、
一攫千金を狙う…まさに男の中の男だ。
貴方の懐に、ちょっと遅めのサンタがやってくるかどうかは、
今から28日までの情報収集がカギとなるだろう。
ちなみに私は去年10万円がイルミネーションと共に
消えていった。
<いっそ、サンタクロースになる>
【難易度】 ★★★★★
【費用】 ★☆☆☆☆
【ダメージ】?????
【総評】 ★★★☆☆
難易度は結構高いが、
サンタの服装で街中を歩いてみよう。
以外と話しかけてきてくれる人が多いことに気付く。
勘違いしてはいけないのが、
あくまでサンタになりきる
ということが大切だ。
そこで出会ったシングルの女子とワンチャンあるで!
なんてことは考えちゃいけない。
今、そこにいる貴方はサンタなんだ。
<一人盛大パーティ>
【難易度】 ★☆☆☆☆
【費用】 ★★★★☆
【ダメージ】★★★★☆
【総評】 ★★★★☆
ピザやお菓子を大量に買い込む。
お酒が飲める人はお酒も。
出来れば部屋に飾り付けもした方がいい。
想像するとなんともさみしいヤツだと思うかもしれないが、
いざやってみるとこれがまた愉快な時間を過ごせる。
ワンポイントアドバイスは、
スーパーに買い出しに行く際、
「お箸を5膳ください」
と伝えること。
誤って「1膳」とか言ってしまうと、
精神ダメージ倍増でそのあとのローストターキーの味が
ガクンと落ちてしまう。
あえてクリスマスソングは流さず、
ヘッドフォン着用で大音量のダブステップを
聞くのがキーポイント。
<瞑想>
【難易度】 ★★★☆☆
【費用】 ★☆☆☆☆
【ダメージ】★★☆☆☆
【総評】 ★★★☆☆
あのスティーブ・ジョブズも行っていたといわれる
「瞑想」だ。
調べてみると何やら、静寂の中、
呼吸を整えつつ一人で無心になる、
思考を停止するというものらしい。
これがやってみると意外と難しい。
どうしても雑念が沸々と湧いてくる。
一番の雑念は「もう何も考えない」
という考えを200回以上考えたことだった。
一見すると無駄な行為に思えるかもしれないがそれは違う。
性の6時間を「何も考えない」という考えを主に行っていたおかげで
「今頃、好きなあの子は一体…」という
一番考えちゃいけない考えをしなくて済んだということはかなりでかい。
<隣に彼女がいると本気で思い込みながら街を歩き続ける>
【難易度】 ★★★★☆
【費用】 ★☆☆☆☆
【ダメージ】★★★★★
【総評】 ★★★★★
妄想パラメータが高い人であればあるほどおススメする。
この場合、必ずしも彼女でなくてもよい。
ふつうの友達でもいいし、アニメのキャラとかでも何でもいい。
妄想はムゲンだ。
私の場合は、血の繋がっていない妹を妄想し、
具現化まで至った。
二人で歩く街路。
周りはキラキラしていてカップルばかり。
仮に一人でこんなところを歩いていると、
毒の沼的ダメージで死亡確定だが、具現化した妹と
脳内で会話しながら歩くだけで、
こんなにも違うのか、と後日検討会で気づいた。
唯一、デメリットをあげるなら、
翌日の精神ダメージがでかいこと。
できる限り妄想は続けて来年に備えよう。
<山でサバイバルorキャンプ>
【難易度】 ★★★★★
【費用】 ★★★☆☆
【ダメージ】★★★☆☆
【総評】 ★★★★★
初心者であれば、キャンプ場をおススメする。
一人でキャンプ。しかもクリスマスに。
喧騒を忘れた場所、
防寒具をまとって食べるカレー、
白い息を吐きながら飲むブラックコーヒー、
ふと空を見上げると満点の星。
もしかしたらサンタが
プレゼントを運んでいるかもしれない。
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以上が検証結果だ。
もちろん、今年も検証は続けるつもりだ。
山でサバイバル で思い出したが、
期待のサバイバルゲーム、
「サバイバールPG」が
そろそろ生まれそうという情報を入手した。
まだギリギリ事前登録を受け付けているらしいから、
このチャンスを逃さず、事前登録をよろしく頼む!
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