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TVアニメ『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』の感想

2017/04/05 05:22 投稿

  • タグ:
  • 鉄血のオルフェンズ
TVアニメ『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』
最終回と1・2クール全体のイメージの話

ネタバレになります。


長々書いてるので
まとめを先に
(これに基づいて感想は書かれているが、全てを使って書いているわけじゃない)

「まとめ
・若さ=悪魔と評したのは衝撃的だった
・実は物語の視点は常識からみたもので、若さ生きるリビドーは悪魔であるという事
・悪魔は常識にはないもので、それこそが生物の本懐である。
・目線が常識側という事はつまり、視聴者側は常識という偶像の世界に住んでいる。
・偶像の長こそ「大人」であり、生命から最も遠い価値観だけども、それが一番維持するには合理的であり人間らしく、卑怯で気持ち悪い部分
・子供が皆、大人になり物語は終焉した感じ。大人側に世界側の目線で描かれているから
・若者がすり潰されて、大人が無傷なのがやるせない。
・最後あたりの説明口調のセリフはいらない、それぞれ色々考えた上での人生なのだから
・2クール目まるまる使って若者をすり潰すのは長すぎる感じがする。お仕置きは一瞬がよろしいのではないのだろうか?大人側も無傷でお仕置きするのも?どうなの?
・戦闘が面白くない・戦闘が無い・オモチャへの魅力がないと知人にわれる
・種死の逆というイメージだけども、こっちもこっちで?という感じにはなるが、まぁ面白かった」



ここまでやって、最終話はどうなのだろう?

と、素人が思う範囲の最終回だったというか
EPGで予約する際に、すでに何年後みたいな事が書かれていた為
こういう感じなのかな?という予測する予定もなかったのに
強制的にそうなってしまったのは勿体無いかな?
とりま、後半が説明口調にするのはよろしくなかったように思う。
もっとフランクに日常会話風にすればよかったかと思うね


さて、最終話を踏まえた上で
全体的なイメージで語ると

こう・・・出来上がってしまった日本社会にとっての足りない物
特にネット社会になってからマイナス部分と思える部分

若さにパッション、リビドーと呼ばれる物
+生きるための底力

を、「鉄火団」と呼ばれる物に付与した作品で
さらに言えば

この足りない部分を「恐怖」「悪魔」という
怖いイメージ、悪なイメージに変換する事で

現在の平和な日本では体験し辛いこと事・真新しい事を起こす事を

恐怖として最後に描く


どちらかと言えば、
昔の日本にあったもの
団塊世代の勢い、学生運動のようなもので

それを否定しながらも、
それを考える事で、
現在の平和に危機感を持ち、

違う道筋で
同じような出来上がった世界をイメージするといった感じに見えた

若者への仕打ち・・・やりたい事はわかるけど
ヤンチャしすぎたらこうなるんやで!というのは

物語の常でもあるわけで
これを子供と大人で分けている風にも見える

けども、なんだかんだで
出来上がった世界は
「大人になる=子供じゃなくなった世界」で

これを成長と取るのか?という風なことも思った。


この作品は、
「できる大人」が子供をあしらっただけのように見えるから

変革を起こそうとしたのは若者なのに
いいところだけ老獪にかっぱらっていく訳で

だったらお前が最初からやればいいのに!というのが
種死の逆になっているわけだ・・・

子供達は死にたくないから素手で殴りかかってくるのに対し
大人たちは、メンドクサイから
長い槍で外から乱暴に突いてくる

便利だからと超卑怯な槍を多用し、
最終話も大気圏外から槍を多用する

大義があればというが、
これほど大人が憎い演出もなかろうて・・・

故に、個人的には最終話後半で

若者たちが大人になってある種の折り合いをつけて生きる様は
老獪な大人にジョブチェンジしたわけで
この作品でいう所の、「真の成長」といえるのだろうけども、

その後の世界、
すべてを全部言葉で説明したのはいただけないな・・・と思った

特に鉄火団側のセリフ・・・
アレはほぼ説明セリフなしでやる必要性があったと思う。

だって、
そういう事を経験した人々はこうあるべきで
こうなってはいけない!というような空気を出して
敵討ちに走った一部の仲間達はいけないことをしている。
という風な捉え方としているからだ

人生なんて人それぞれ、
どういう風に変化するのかも無限なわけなんだから

そいつらが悪だと、何故言える?という事で

なんだかんだで
「落ち着いてしまった=鉄火団ではなくなった=老獪な大人になった」事だけを
アピールしているわけだ

けど、仇討ちへの否定は、
可能性の否定になると思う訳

何故ならば、
この世界は槍で止まっている世界だから、
これまでで生み出した物を最大限につかって立ち回る大人の世界で

槍を使うのは、鉄火団がもたらした変革といえるのだけども
それは元々あったものだから

大人は困ったら槍をつかう。
すでにある物しか上手く使う事しかできない。

大人にとって世界を変えたい場合に

子供が凄い有益な働きという風に解釈し、利用し
いいようにあしらって、いいとこ取りができるのも

「槍」という最終兵器を所持しているから

「鉄火団」は「槍」をもってないから
駒としていい様に使われたわけだ

けども「変革したい大人」が、槍以上のものを出してきたらどうするねん?
槍以上のものを作る人は、

老獪な大人=いいとこ取りをするような大人ではないはず

だから、常識に反した人生もあってしかるべきで

この世界での成長ベクトルから反した人間も
この先必ず必要になってくる

だって、大人達はずっと
1クール目で「やーやーやーやー我こそは!」みたいな事をやっていて
鉄火団が「なんだそりゃ?」とすり潰したわけだし
英雄信仰もあったから、マー君がMSを使ったわけでしょ?

だから、大人達が「槍」を使うのも(卑怯なことをする)
「鉄火団」が成長させたわけで

この先必ず、平和であれば、
腑抜けな部分が慣例化していくのだから
変革のイブキは必要、
でもって
逆転させるには「槍」以上のものが必要になるわけだ

だから、仇討ちに走った仲間も全てを受け入れた上で
成長なんだという雰囲気を出していく必要性があったと思う訳

故に
後半部分は、「敵」が「鉄火団」は「生きるのに必死だった」という所のみ
人間として正しいというセリフの部分だけいってさ

後は、鉄火団側の説明セリフ・・・等はほぼカットで映した方が
さまざまの人生に旅立っていった感(可能性がある)がしてよかったのではないか

その後の世界という感じになったのではないか?とも思う。

なんしか、
「冒険ができなくなった大人」は
老獪に立ち回るしかできないわけで、物語は紡げない。

故に、「若さを悪魔」と表現するも、
それこそが「人間」(生物だっけ?)として正しいのであれば
老獪に立ち回る大人こそ、
人間としては正しくない、常識という偶像にとらわれた存在であると
まぁ、そういう事

常識にとらわれない=ニュータイプ論だし
野生がニュータイプではないけども
パッション・生き抜く力がなければ、ニュータイプとはいえないわけだ

なんだかんだで難しいことをテーマ性にしている作品だなぁ?とおもったわけ

まぁカッコいい事を上に書いたけども

この1~2クールという長い間・・・特に2クール目

世に言うニュータイプ側・・・変革側が
大人の力と多大な時間をかけて
すり潰されていくのは
ある種の任侠映画そのものとはいえ・・・
あまりにも、どうしようもない閉塞感が長すぎる・・・

戦闘も微妙という声も聞いたし(
知人がよくいってた、ガキンチョはおもちゃ買わないぞっと)

3倍返しの人やカミーユみたいに
やり過ぎたらいけないよ?というお仕置きというのは一瞬でくるものなのに
(最終回のアキヒロがすり潰すみたいなアレね♪)
2クール丸々というか
これは全体的に長すぎるなぁ~みたいな?

これだけ、芽を伸ばすのは難しい、芽は大人にすり潰される事を
頑固にやり、
それも各キャラクター・・・若者を印象付けてすり潰していくのに

唯一の大人はまったく無傷なのは・・・平等じゃない。
若者だけがいなくなる世界が正しいわけがないじゃん!

少なくともおっちゃんの
片腕・片足を奪ってこその物語だと思うのだけど

おっちゃんが五体満足な姿をみるに
面白さというものを感じない人も多かったのではないか?と思っちゃう・・・

まぁ?でも?反面教師的な感じではあるが

種死で、隠居していたキラ君が急にやる気になって
長年考えた結果を実行しようとしたおっちゃんを一瞬ですり潰して行ったのを考えると
(若者の圧勝、この流れがめちゃめちゃ大っ嫌い)

あの時私は
おっちゃん側の苦悩に共感というか、
キラ君のやれば出来るのに隠居していた・やらなかった感が
非常に嫌だったわけで、それがよしとされているのもムカついていたわけだ
(結局出来る人がやれば解決できる問題だという事が最終話でわかるわけだしね)

そういう意味からいえば、

今回はその逆になった
若者たちが大勝するだけの図ではなかったのだから・・・とは思うのだけども

生きようとした若い子が
すり潰されて消えてなくなって、いいとこ取りした大人だけが残る世界っていうのも
なんだかなぁ~っておもっちゃうね

でもまぁ、生きる姿があった分
鉄血は面白かったと評させてもらおうかな?




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