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岡田斗司夫プレミアムブロマガ「2時間楽しい映画『シェアハウス・ウィズ・ヴァンパイア』」

2018/04/17 07:00 投稿

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岡田斗司夫プレミアムブロマガ 2018/04/17

おはよう! 岡田斗司夫です。

今回は、2015/06/07配信「ホラー映画のミカタとモナーコインはなぜ流行らないのか?」の内容をご紹介します。
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2015/06/07の内容一覧

2時間楽しい映画『シェアハウス・ウィズ・ヴァンパイア』

 『シェアハウス・ウィズ・ヴァンパイア』って見たことありますか。
 もう本当にね、マイナーな映画なんですけども、『シェアハウス・ウィズ・ヴァンパイア』っていうのは、タイトルは『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』っていうののパロディなんですけども。
 このあいだまで映画館でやってたんですよ。もう映画噛んでやらなくなって、ようやっとDVDが出たのでTSUTAYAで借りれます。僕も映画館で見れなかったので、つい2日前かな、TSUTAYAで借りて見たんですけど、これがもうドキュメンタリー形式のホラーとしてはバッチリOK。
 ドキュメンタリー形式って言ってもモキュメンタリーじゃないんですよ。いわゆる本当にあった事件として伝えてるんではないんですけど、もういきなり最初からカメラ目線なんですよ。で、こんな映画を皆さん見ないと思うので、僕がこれから面白い場面をバンバンバンバン言いますから、気にしないで下さい。
 もし見たい人も、音声消さなくてわりと大丈夫。
 っていうのはこの映画、僕が説明した部分ぐらいで、もう話聞いたからいいよってならないんですよ。っていうのはストーリーがどうこうって言うのではなくて、世界観全般が面白い映画なんですよ。一番最初、目覚まし時計がピーッと鳴るところから始まる、いや、違う、一番最初字幕だ。一番最初字幕で、あの、浜村淳形式でお送りします。
 一番最初字幕で、本映像に出てくるヴァンパイアたちとは話し合いの末、取材者を襲わないという条件でやっています。なので取材者側に一切被害はありませんというお断り字幕がバーンと出てきて、いわゆる「映画の中で動物は虐待してません」みたいなもんですよね。
 それが出てきたと思たら、ピピピピピと鳴って6時の目覚まし時計が鳴ってるんですよ。6時の目覚まし時計が鳴ってるなと思ったら、棺桶が横に倒れて、棺桶の中から手が出てきて目覚まし時計止めるんですよね。棺桶が開いてヴァンパイアがヌーッと起きてくるんですけども。

 あの、ヴァンパイア特有の起き方ってわかりますか。
 体を折って起きるんではなくて、足の先を支点にしてにゅーって、こう起きるんですよね。
 これが一度に起きれない。寝ぼけてるから。こう起きて手をこうやって、ハァーンってやって起きて、起きて、ようやっと起きて。カメラに向かって、ああ、起きました、一番怖い瞬間です、一日の中で一番怖いって言って、カーテンを開けて、外をちらっと見る。夜だよかったーと言って。まあ、朝の6時か夜の6時か、目覚ましのかけ方まだわかんないんですね。だから。
 夜だ、よかったーと言って、シェアハウスだから一軒家に4人のヴァンパイアが一緒に住んでるんですけども、他のヴァンパイア起こして回るんですよ。
 主人公がヴィアゴっていって、379歳のヴァンパイアですね。
 こいつが主人公なんですよ。けっこう人のいいやつで、こいつが監督と脚本もやってるんですけど、この映画全般の。なんかこの映画の全般に流れる間抜けな感じっていうのは。
 コメディですよ、もちろん。『シェアハウス・ウィズ・ヴァンパイア』っていうタイトルでコメディでないはずないじゃないですか。『テッド』と同じような、監督が主演やってるコメディってやっぱりね、なんかゆるさがすごくいいんですよね。
 最初に起こすのが、ディーコンという180歳のヴァンパイアですね。ヴァンパイアというのは噛まれた瞬間から年をとらないので180歳。で、180歳のヴァンパイア起こしたら、逆さまにぶら下がって納屋で寝てるんですけど、すごい不機嫌なんですよ。10分後にリビングでミーティングするって言ったら、「あぁ?」とか言ってすごくキレるんですね。ヴィアゴはまだ180歳だから反抗期だっていう説明があって。
 次、ヴラドっていう800歳のヴァンパイア起こしに行くんです。ヴラドの部屋をノックせずに開けちゃうと、中で拷問してるんですね、被害者を。拷問してて「あっ、ごめん」って閉じて、閉じたら中からヴラドが出てきて「なんだよ」って半分だけ体出して、「あのー、あと10分でミーティングするから」って言ったら、「ああわかった、着替えるから」って言って、中で拷問する続きのウワーと言う声が聞こえたりして。
 次に地下に降りて行って、年齢が8000歳のピーターというヴァンパイアを起こすんですけど、ピーターがもうよぼよぼで滅多に起きないんですね。ちょっと目を開けただけで「ああ」とか返事をする。

 で、ミーティングが始まった。ミーティングの内容は、皿洗いの順番を守っていないとか、あと人間の血を吸う時は必ずカーペットに新聞紙を敷こうと、主人公が一生懸命に説得するんですね。
 ほかの2人が「俺たちはヴァンパイアだぞ、俺たちは血を吸いたい時に吸うんだ」「でも、カーペットが汚れたら嫌だろ」という話が延々にあって。
 あとでこのヴィアゴが女の子を連れてきて口説きながら、だんだん血を吸うシーンで、足で新聞紙敷いてるシーンがあるんですね。女の子が「なんで新聞紙敷くの」って言ったら、「いいから、いいから」とかって言ってるシーンがあって、めちゃくちゃおかしいんですよ。
 なんかこんな感じの話で、そのあと3人で夜の、これニュージーランド映画なんですけど、もう来たこともないニュージーランドのウェリントンっていうところなんだけど、ウェリントンの町に出て行くんですよ。ちゃんとホラーですよ。
 で、人間を襲うシーンも怖いし、ちゃんと特撮シーンもあるし、あと喧嘩になるとお互い宙に浮いて言い合いをするし、興奮するとみんな浮いちゃうんですよ。空中に浮いて言い合いをするという特撮シーンみたいなのもあるですけども。全般本当に全編通して安いし、登場人物少ないし、アイデアが本当に面白いんですね。
 夜の町をこうワーッとやってると、狼男たちとすれ違う。ヴァンパイアと狼男たちは仲が悪いから、すれ違った時に「なんか犬臭くねえか」とかヴァンパイアが言ったら、狼男のほうも「おうおう、夜しか外に出れねえやつがいるみたいだな」とか言って、なんだよ、文句あんのかよって『ビーバップ』みたいに口喧嘩になって、お互いその場で別れて終わるというこんなシーンが延々続いて。
 2時間のあいだね、本当に楽しいですよ。

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