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何をやってもズンドコだと思われるIGF大晦日■「プロレス 点と線」

2016/01/05 19:03 投稿

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事情通Zがプロレス業界のあらゆる情報を線に繋げて立体的に見せるコーナー「プロレス 点と線」。今回のテーマは大晦日です!(聞き手/ジャン斉藤)






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「バンナ自身はRIZINに乗り気だったそうだが……」



――あけましておめでとうございます! 新年一発目の「プロレス 点と線」はIGF大晦日について語ります。

事情通Z ちょっとちょっと!IGFよりRIZINや魔裟斗vsKIDのほうが語ることはいろいろあるんじゃないの?(笑)。この収録時には終わってないけど、新日本のイッテンヨンは絶対に盛り上がるだろうし。

――RIZINは、地上波の呪いから解き放たれた川尻(達也)さんや大沢ケンジ師匠に語ってもらう予定ですし、ほかの媒体でもたっぷりとやるに決まってるじゃないですか。IGFはどこもやるわけないから穴場ですよ、穴場。

 そもそもニーズがあるのかね(笑)。ニーズがない場所は穴場とは言わないんだよ。

――(小声で)本当の穴場は、ネットで公開されていた前田日明のRIZINぶった斬りインタビューがなぜか削除されたことかもしれないですけど。実際には「第4弾」のテキストでRIZINについて言及してるんですけど、なかったことにされている(http://r-zone.me/mt/mt-search.fcgi?IncludeBlogs=2&limit=27&tag=%E5%89%8D%E7%94%B0%E6%97%A5%E6%98%8E)。

 あ、そんなことになってるの? 何があったかは知らないけど、たしかにあの内容は普通に訴えられてもおかしくない(笑)。

――曙vsサップ、魔裟斗vsKIDの再戦が時を経て行われる中、前田日明さんも何年経ってもお変わりがないようで安心です(笑)。

 話を戻すと、そもそも俺は今回のIGFは見てないよ、さすがに。キミも見てないでしょ?(笑)。RIZIN観戦ですよ。

――地上波中継やPPVがあったRIZINと違って、IGFは何も放送されてなくて見てる人も少ないから感想もあまり転がってないんですよね。

 RIZINや魔裟斗vsKIDは視聴率がそこそこ健闘しててよかったね。ちなみに私のRIZIN視聴率予想は7%でした。当たったよ(笑)。

――ボクは5%予想で外れました〜。ゼロからのスタートの旗揚げイベントにして、格闘技番組の習慣視聴が失われた中、いまのフジテレビで7%超えは合格点といっていいんじゃないですかね。そう思いたい(笑)。ちなみに29日のRIZINは6・4%だったようです。

 魔裟斗vsKIDの『KYOKUGEN』はRIZINを上回る9%。そういえばKIDはRIZINでクロン・グレイシーと闘った山本アーセンのセコンドに付くという話もあったよね?

――アーセンvsクロンは当初の発表では第11試合。魔裟斗vsKIDは22時開始だけど、その試合順だとたまアリから横浜の大さん橋ホールには間に合わないから第8試合に変更になったんですけど、それでも無理ということで再び第11試合に落ち着いたようです。

 そもそも同会場でも試合前にセコンドにつくって難しいですよね。

――この試合に関しては、KIDが攻め手に欠けたことに対して「UFCと契約してるから実質エキシビジョンマッチだったから」という声が上がってますね。最大の見せ場は、地上波に適さないKIDの刺青を隠すため着ていたラッシュガードを試合後に脱いじゃったところ(笑)。

Z 今回の魔裟斗戦はUFCから許可は取ったんでしょ?

――UFCからは出場の許可は出てますし、何も制約はないですね。魔裟斗は普通にKIDを倒しに来ててダウンも奪ってる。やっぱり13キロ近く体重差があって、あれだけリングが狭いと足が使えないし、体格差で劣るKIDは試合にならないですよ。しかも魔裟斗は半年前から調整してましたしねぇ。

 気合いが入ってたよね(笑)。芸能人としての存在感がだんだんと薄れている魔裟斗からすると、今回は絶好のプロモーションの場だし、絶対に勝たないといけない。自分が主人公であるべき環境を作り上げたというかね。

――RIZINでは珍しくボブ・サップが試合を捨てなかったし、夫の才賀紀左衛門を応援する、あびる優の絶叫もそうですけど、ゴールデンタイムから遠ざかってる感のあるタレントたちの本気が見えた。テレビという人参はやっぱり凄いという(笑)。


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