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米国で話題沸騰、アンドレ・ザ・ジャイアントのドキュメンタリー番組 「1日でもいいから普通の大きさになりたい」

2018/04/20 08:00 投稿

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Omasuki Fightの北米MMA抄訳コラム「MMA Unleashed」――今回のテーマは……

米国で話題沸騰、アンドレ・ザ・ジャイアントのドキュメンタリー番組
「1日でもいいから普通の大きさになって、普通の車に乗って、映画を見に行きたい」




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米国のプロレスニュースサイトで最近の大きな話題に、米ケーブル局HBOで85分間のドキュメンタリー作品『アンドレ・ザ・ジャイアント』が放映されたことがある(4月10日放送)。スポーツ・ドキュメンタリーで秀作の多いHBOでも、なかなかWWEの協力や映像提供を得ることができず、これまで制作したくてもできなかったという、念願の一作だ。

Andre The Giant Official Trailer (2018) | HBO
https://www.youtube.com/watch?v=f_jTeuajas0

アンドレが亡くなってもう25年もたつので、中にはアンドレのことをよく知らない、あるいは名前くらいは聞いたことがあっても、実際に戦う姿は見たことがない、という読者も少なくないかもしれない。米国では「世界第8の不思議」と呼ばれ、日本では古舘伊知郎アナウンサーが「大巨人」「人間山脈」「1人民族大移動」「ガリバーシンドローム」「太平洋をひとまたぎ」などとさまざまに称したこの選手は、要するに桁違いの大男であった。ブロック・レスナーやビッグ・ショーと比べても完全に一回りも二回りも大きく、ジャイアント馬場と並んでも身長はともかく身体のボリュームは圧倒的だった。アンドレの入場花道にファンが群がってもみくちゃにしても、アンドレの胸から上は常に天空に抜きん出ているといった具合だったのだ。これだけデカければ弱いわけがないと考えざるを得ない説得力で、世界中のマットで活躍した。

例え話や思い出話ではなく、データとしてアンドレの身長と体重はどうだったのかと問われると、実はたったこれだけのことが諸説紛々で話がまとまらない。今回のドキュメンタリー番組でも、このあたりの検証から番組をスタートしている。

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アンドレは12歳の頃にはすでに大巨人サッカー選手だったという伝説がある。しかしこの番組で親族が語ったところでは、15歳頃までは普通サイズの子どもだったところ、16~17歳頃にかけて、母親が取り乱すほどの急成長を遂げたのだという。19歳の頃フランスで、ジャン・フェレーとしてプロレスデビューした際の写真から、その姿は目分量で身長6フィート10インチ(約208センチ)程度に見える。その2年後には、アンドレは「身長208 cm、体重308パウンド(140 kg)」だとコールされている。


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