Dropkick

コナー・マクレガーなら何をやっても許されるのか! ベラトール乱入事件後の関係者の不気味な沈黙■MMA Unleashed

2017/11/23 18:48 投稿

  • タグ:
  • 登録タグはありません
  • タグ:
  • 登録タグはありません
Omasuki Fightの北米MMA抄訳コラム「MMA Unleashed」――今回のテーマは「コナー・マクレガーなら何をやっても許されるのか! ベラトール乱入事件後の関係者の不気味な沈黙」です!


11月10日(現地時間に)開催されたベラトールのダブリン大会で、コナー・マクレガーが狼藉(ろうぜき)を働いた件はすでに広く報じられているが、その後の顛末(てんまつ)にはさまざまな課題が山積している。

出来事を簡単に振り返ってみよう。マクレガーのチームメイトのチャーリー・ワードが、第1ラウンド終了直前に、対戦相手のポール・レッドモンドをTKOフィニッシュしたところ、大喜びしたマクレガーがセコンドでもないのに金網を乗り越えてリングイン、ワードに飛びついて祝福した。

これを見たレフリーのマーク・ゴダードがマクレガーに退場を命じると、逆上したマクレガーがゴダードを小突いたのである。係員がいったんマクレガーをケージ外に連れ出したものの、「止めるのが遅いんだよ!」とレフリーに叫びながらケージの周囲をしばし徘徊(はいかい)していたマクレガーは、すきを見て再びケージに入ろうとし、立ちはだかったベラトールのスタッフに平手打ちを食らわせたのだった。

マクレガーはさらに、「あいつ(レッドモンド)は1分間も床におねんねしていたというのに、レフリーはオレに向かって試合はまだ終わっていないと抜かしやがった。だからぶち切れたんだ。ファックユー」とTweetで燃えさかってみせた(後に削除)。

このシーンはスパイクTVがほぼ完全に映像に収め、翌日米国で録画放送した。ベラトールのマイナー大会の視聴者数は通常40万~50万人程度であるところ、今大会の視聴者数はマクレガー出場のクォーターアワー(15分間)については100万人を超えたのだという。

レフリーに手をかけるというのは、いうまでもなくMMAでは御法度である。通常であれば、ライセンス剥奪や長期の出場停止など、重大な制裁処分に相当する。

しかしここで問題がある。それは、法的ないし契約上は、誰もマクレガーに直接の懲罰を行う立場にないということだ。まず、いうまでもなくマクレガーはベラトールファイターではないため、ベラトールはマクレガーに制裁処分を課すはできない。



この続きと、近藤有己、馳浩、金原弘光重病、デストロイヤー、仮面女子、藤田和之、クリス・ジェリコの記事まとめて読める「14万字・記事詰め合わせセット」はコチラ 
 

この記事の続きだけをお読みになりたい方は下をクリック!
 

ここから先は有料になります

ニコニコポイントで購入する

チャンネルに入会して購読する

  • この記事は過去記事の為、今入会しても読めません。ニコニコポイントでご購入下さい。

コメント

コメントはまだありません
コメントを書き込むにはログインしてください。

いまブロマガで人気の記事

継続入会すると1ヶ月分が無料です。 条件を読む

『Dropkick』チャンネル

『Dropkick』チャンネル

月額
¥550  (税込)
このチャンネルの詳細