ブログでは明かさない!アカルクタノシク発達障害理解&発達促進講座

【サンプル記事】ブログでは明かさない!アカルクタノシク発達障害理解&発達促進講座

2012/09/01 17:04 投稿

  • タグ:
  • 発達障害
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◆◇◆「ブログでは明かさない!アカルクタノシク発達障害理解&発達促進講座」◆◇◆
    2012年9月14日(日)発行 創刊号
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アカルクタノシクのコンセプトは題名通り、明るく楽しくその人らしい成長発達に向き合う!こと。


発達障害ってなんだろう?
発達障害は一生治らないってホント?
発達障害って障害者なの?
発達障害ってどうしたらいいの?


コレを読んでいるあなた、本屋さんに並ぶ発達障害関連の本を手にしたとき
「あ、そうだな、そういうことは自分にも当てはまるな」
「え?ウチの子場合は全然違うけれど、どういうことなの?」
と、本の内容の全てが問題と一致しなくて困惑しませんでしたか?

今、言われている発達障害はこれから先、障害ではなくなります。
これからアメリカで使われている新しい診断基準が日本にも導入されるからです。

発達障害は脳機能、中枢神経系に何らかの機能不全を起こしている状態と言われており
100人いれば100様、ひとりも全く同じ症状ということありません。

診断名別に共通点はあっても、人によって、環境によって異なります。
本のとおりでない、なんだか違って当然なのです。

それは、その人らしさ、その人が生きている生活ステージがそれぞれ違うから!

DVDマガジンアカルクタノシク発達途上中!では、
生きた事例トークから、どのように発達障害を受容し、
どのように生き辛さに取り組むかをお届けしていました。

けれども、その子らしさをどうやって引き出していくか、
常に新しい現場臨床から学ぶことを目的とするならば、
動画配信で更新し続けなければ意味がないのでは?

そんな想いからブロマガでの発刊に移行となりました。
そしてWeb媒体を利用するとコストダウンというおまけ付き!


その人ならではの感覚や視点を大いに悩み、またおおらかに楽しみ、
アカルクタノシク解説し、これからの解決策を探り、語っていきます。

ブログマガジンを通して、見る、読む、わかりやすい、
そして、楽しい発達障害プチセミナー体験をして下さい。


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◇◇    和恵先生の専門コラム  発達促進プチ講座    ◇◇
   〜 対人トラブルからの脱出ヒント「聞いてません」編 〜創刊号
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人間関係に困っていませんか?
対人トラブルに悩んでますか?

社会参加は集団参加、人が集えば対人関係も複雑化。
発達障害相談事例の多いものを取り上げ、対応策をお届けします。

さて、今日の相談事例は

子どもの頃から対人関係に悩んでいる男性Sさんの災難と、その脱出法!

+ Sさんの回想 その1 +++++++++++++++++++++

「何度言われたら気が済むんだ!」

「おまえ、一体何回同じ失敗をするんだよ!」

「ちゃんと人の話し聞けよ!」

突然始まる相手の恐ろしい怒鳴り声!鬼瓦のような顔!

ええ!? 何度って?何回って?ちゃんと聞けって?
聞いてないし、日誌にも書いてないっすよ?


ああああああ。。。。。。。

親父にもさんざん叱られ怒られて、よく殴られた子ども時代、
お袋や先生、先輩からもずっと小言を言われ続けた。

クラスメイトからの無視、嫌がらせ、「人の話し聞けよ」
小学校時代、中学校時代、高校、専門学校、そして職場と
もう何千万回そうやって怒られ続けてきたんだろうか。。。

うわーん、どうして?もう、いやだ。。。。

++++++++++++++++++++++++++++++++++



あらららら、なんだか大変なことになっていますね。

怒っているポイントは、どうやら彼のとっさのひと言にあるようです。

もうちょっとSさんの記憶を巻き戻してみましょうね。




+ 引き続きSさんの回想 その2 ++++++++++++++++++

先輩「S、◯◯会社への見積もり、どこだ?」

ー え?◯◯会社への見積もりですか?

先輩「今日の午後までに仕上げて俺のドキュメントに入れろって言ったよな?」

ー え、聞いてません

先輩「おい、一昨日も言ったぞ?仕事する気があるのか!!!!!」

ー え、すみません、僕聞いてないです。

先輩「日報見ろ!」

ー はい、でも書いてないです。。。

「なんだと〜!?」 →→→ 回想その1へ

+++++++++++++++++++++++++++++++



Sさんだけではありません。

「え、聞いてません」「しらないよ」というひと言が引き金になる対人トラブル!

職場、学校、友人関係、家族間等、このひと言はトラブルの最強の地雷です。



これは発達障害の人たちの記憶のメカニズムに深い関連性があります。

(深くても浅くても関連があるのですけどね)

中枢神経系の機能不全が指摘される発達障害の脳は、記憶の整理が苦手です。

まず、人間の記憶のメカニズムを簡単に解説しますね。

私たちが、ちょっと聞いて覚えておく、ちょっとみて覚えておくという
「一時的な情報記憶機能」を「ワーキングメモリ」といいます。


ワーキングメモリに一時預かりしておいたちょっとした情報のうち
すぐに使いそうで大切な情報は「覚えておこう」という気持ちと一緒に
「短期記憶」という、もう少しメモリの大きな記憶の貯蔵庫に入れられます。
ここに入ると数日から数週間レベルで記憶として保存されます。


一生忘れないレベルの記憶は長期記憶といいますが、通常は
とっても印象深いことや、とっても大切なことだけを入れています。


ところが、発達障害という脳機能の発達に不全がある状態だと
この記憶を司る脳の部分に特に発達不全があるらしく
記憶機能にも機能不全が生じてくるようなのです。

指示内容はもちろん、聞いたかどうかまで忘れてしまう。
本人は至って大真面目ですから、聞いてないという主張は
間違いとはいえないところがあるのです。

ところが、何度も言ったという記憶を持っている先輩には
そんなSさんの頭の中がわかるはずもありません。

お互いの情報にズレが生じてしまい、怒らせてしまったのですね。

「聞いてない」というひと言が持つ深い成分について
私の思うことについてSさんに伝え、解説をしました。

「聞いてない」といわれたら、「私のせいじゃありません」とか
「あなたがちゃんと伝えてないのではないですか?」とか
「あなたの記憶は正しいですか?」というふうに聞こえるんです。
そう思っていなくても、相手にはそのような成分が伝わるのです。
つまり、Sさんの「聞いてない」のひと言は、なんと
自分は悪くない=先輩のほうが悪い
という意味に発展して受け取られていると思うのです。

Sさんは、びっくり仰天。
「ええ?僕はそんなこと思っていませんよ」

そうだと思うんですが、では試しにロールプレイしてみましょう。
Sさんが先輩役、私がSさんの役をしてみましょう。




実際に役割を交代してみたSさん「ああ、そんな気がします」
私のたてた仮説に納得されていました。
「僕、ずっとそうやって人に腹を立てさせてきたんですかね」
と、しょんぼり。

大丈夫です。これから違う受け答えバージョンを身につければ!
これからの人生は、違うバージョンを試していけばいいのです。



Sさんとのコンサルティングで話し合ったことは次のとおり。

1)記憶機能の向上は地道に工夫とトレーニングを開発していく。

2)記憶機能向上よりも、対人関係スキルで即効性があるものを使う。

3)先輩との信頼関係を作るためのじっくり効く対人スキルを使う。

そして、そのための具体策は以下のとおり。

1)デスクにポストイットを常備し、言われたことはすぐキーワード記録し貼る。

2)即効性がある会話スキルを取り入れる。

「聞いてません」ではなく第一声は「え?ほんとですか?すみません」

次に「ちょっとカンチガイしてました、どうしたらいいですか?すぐ取り組みます」

相手から必要な情報を貰えたら「ありがとうございます、すぐします」
と即メモを取り、仕事にとりかかる。これをロールプレイトレーニングする。

3)毎朝の挨拶、仕事の指導に対するこまめな感謝、仕事以外の場面での交流等
先輩の笑顔が引き出せる場面を振り返り、上手くいっている場面から状況分析し
毎日の中で取り入れられそうな行動パターン、会話パターンを検討する。


+ ロールプレイ(疑似体験トレーニング)風景 ++++++++++++++


先輩「S、◯◯会社への見積もり、どこだ?」

ー え?◯◯会社への見積もりですか?

先輩「今日の午後までに仕上げて俺のドキュメントに入れろって言ったよな?」

ー え?ホントですか?すみません!

先輩「おい、一昨日も言ったぞ?仕事する気があるのか!!!!!」

ー ちょっとカンチガイしてました、どうしたらいいですか?すぐ取り組みます!

先輩「くそ、じゃあ一時間以内に準備してくれよ!ちょっと交渉してみるから」

ー はい、ありがとうございます!すぐします!

※先輩約のシチュエーションはバリエーションを幾つか想定して練習する。


+++++++++++++++++++++++++++++++++++


職場の長期にわたる対人関係についての相談は継続中のSさんですが、
「聞いてない」のひとことを変えたことは効果があったようです。

また、ポストイットを使う習慣がついてからは、まわりの人も
デスクに仕事の内容をポストイットにメモしてくれるようになったとか。


小さなひと言が、大きな対人トラブルを起こします。

そんなつもりじゃなかったのに、大事を生んでしまうこともあるのです。

そして修復するためのスキルがあるのですから、それを修得しましょうよ。

対人トラブルの対処の仕方をいくつか身につけておくことで
少々の誤解や失敗は恐れる必要がなくなります。

対人トラブルからの脱出ヒント、参考にしてみて下さいね。


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初めてのブロマガ!でしたが、いかがだったでしょうか。

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